BALL & Co., Cleveland (Ohio). Order of Railway Conductors, No. 307412, Series VIII, circa 1893. Very fine and exceptionally rare, 18K gold screw back and bezel, Brotherhood railroad watch.

1888年頃にボールがクリーブランド・ピッツバーグ区間の検査主任として通達した時計の検査について発行した指示書。このシステムは後に全米の75％に広がった。

BALL Watch Co., Cleveland (Ohio). Brotherhood of Ball, Cleveland (Ohio). Circa 1950s. Two register chronograph with telemetric scale and pulsemetric scale wristwatch.

1891年に発行された文書"Time Inspection Service, Circular No.1(通達書　#1)"。湖岸サザンミシガン鉄道がボールを時計検査主任に任命する旨の通達書。

BALL Watch Co., Cleveland, (Ohio). Brotherhood of Locomotive Fireman and Engineers, No. B269465, circa 1922. Very fine, yellow gold-filled, keyless, Brotherhood railroad watch.

1893年、特殊エンジンを搭載した「エンパイアステート・エクスプレスNo.999」がボールの功績により、当時の最速記録であった"時速112マイル"を達成し、その内容が掲載された新聞記事。1895年にはこれを記念した「999」懐中時計を製造し、最高級の鉄道時計として名を残す。

1890年頃に製造されたボール＆カンパニー製懐中時計（No.761682）。 ムーブメントはハンプデン・ウォッチ・カンパニー製18サイズ、17石を搭載。"Ball's Standard - Superior Grade - Adjusted（ボール・スタンダードで、最高級の調整済み) "と刻印されている。

1896年頃発行のボール・カタログ。新たに16サイズの鉄道時計が発売された。当時のボールのトレードマークや特許番号、価格等も記載されている。

1890年頃に製造されたボール＆カンパニー製懐中時計(No.290976)。スイスのヴァシュロン・コンスタンタン製、16サイズ、スワンネック（緩急針）付ムーブメントを搭載。ボール・スタンダード。"Ball's Standard - Adjusted(ボール・スタンダードにて調整済み）"と刻印されている。

First share certificate of BALL Watch Company. No. 00000, framed & preserved to commemorate the incorporation of The Webb C. Ball Watch Company in Cleveland (Ohio), November 1897.

BALL Watch Co, Cleveland (Ohio). Circa 1920s. Blued hands, Arabic index, yellow gold-filled barrel case wristwatch.

1925年頃に発行されたボールのカタログ"Blue Book Sales-Herald（ブルー・ブック・セールス・ヘラルド）"。イリノイ州シカゴにあったノリス・アリスター・ボール・カンパニーによって作成。1900年初期には、クリーブランド、シカゴ及びウィニペグにボールは営業所を構え、鉄道員を支えていた。30種以上の時計がボールにより認可され、54の鉄道路線の時計検査を請負っていた。

BALL Watch Co., Cleveland (Ohio). Circa 1940s. Skeleton hands, Even Arabic index, military style steel wristwatch.

1892年頃、サザンミシガン鉄道宛に発行された時計検査報告書。湖岸鉄道の車掌、機関士、機関助手の携帯する時計の検査を実施した。

1898年頃に製造されたボール・ウォッチ・カンパニー製懐中時計。ホワイトエナメル製の文字盤に太いローマ数字インデックスを用い、スモールセコンドは少し窪んでいる。インナー・ケース付きの両蓋開きのハンタータイプ、ゴールドプレート、18サイズ、17石ムーブメントを搭載。"Commercial Standard（コマーシャル・スタンダード)"の懐中時計。

1907年頃の議事録。"Brotherhood of Locomotive Engineers(BLE:機関士組合)"は、ウェブ・C．ボールを名誉会員に任命した。

1978年頃に製造されたボール社腕時計。自動巻ETA社製のムーブメントを搭載した公式標準鉄道時計。

ウェブ・C.ボールが亡くなる1年前(1921年)に発行された公文書。彼は「125,000マイルの時間を管理する人」としてアメリカ時計師協会から功績が讃えられた。

BALL & Co., Cleveland, Ohio. Vacheron & Constantin, Switzerland, No. 288336.

Archival sketches "The BALL Railroad Time Service" circa 1910s. Original handmade sketches used in producing the new Trademark for the Time Service.

初期の頃の"Ball's Standard"と刻印されている時計には、スイスで製作されたものもある。針に装飾が施されていたにもかかわらず、1890年代の検査にこの時計のムーブメントは合格した。

1880年頃の広告。ウェブ･C.ボールは、以前に勤めたいたウィットコム&メッテン社の協力を得て、小さな時計修理店の広告、宣伝をした。

この貴重な「営業スタッフ用の時計」は、当時、顧客や店舗に時計の内部を見せながら説明するために用意された。また、ムーブメントは部品の品質や仕上げがよく見えるようにと縦長にデザインされた。

"Chicago, Rock Island & Pacific Railway"が発行した1904年頃の文書。この手紙には、ウェブ・C．ボールを時計検査官に任命したことが記されている。

ウェブ・C．ボールが個人的に所有していた時計のひとつ。彼のトレードマークであるダマスク調の模様がムーブメントに描かれ、バックケースには彼のイニシャルである"WCB"が刻印されている。

角地にある宝飾・時計店は、ボール・ウォッチ　カンパニーの本店であり、ここで宝石や銀食器なども販売されていた。

The Webb C. Ball Co., Cleveland (Ohio). Circa 1930s. 8-day manual winding Swiss movement. Thick applied numerals and satin-finish dial.

1893年5月10日、「エンパイア・ステート急行」の名でニューヨーク・セントラル鉄道の機関車No.999は、4輌の客車を牽引して1時間に112.5マイルを走り、人間が作った乗り物として世界で初めて時速100マイルを突破した。

シドニー・ボールは父亡き後、1922年に会社を継いだ。このコレクションは、彼が長年愛用していたイニシャル入り"SYB"の時計。

Early BALL badge with insignia of Brotherhood of Locomotive Fireman (BLF). The BLF badge was among many gifts from BALL Watch Company coveted by the men of the Railroads.

BALL Watch Co., Cleveland (Ohio). Two-time zone movement to Official Railroad Standard. The red GMT hand could hide behind the main hour hand when not needed.

This BALL pocket watch (serial no. B2141130, patented in Nov 17, 1896) was an essential tool used by an industrial icon, Henry Ford. It has an accuracy of within 20 seconds a week. It now sits at The Ford Museum."